入船亭扇治通信(第85回)   

2011年 09月 30日
 残暑やゲリラ豪雨で秋の風情はまだまだですが、庭に住み着いたコオロギの音に季節の移ろいを感じます。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 毎年恒例となりました道東の旅、今年も呼んでいただきました。15回目となる留辺蘂図書館と、6度目となる置戸生涯学習情報センター、両館とも担当司書の方が異動になったりと現場は大変だったのでしょうが、8月25日~29日の日程で催してもらえました。
 現地ではもう夏休みは終わっていますが東京からするとオンシーズンの北海道、料金が高いのは承知で旅行会社へ交通の手配に行ったら何と! 混んでいるのです飛行機が。まず25日女満別行きは最終便しか取れず、しかも満席(いつもガラガラの北見行き空港バスも満員でした)。帰りの便にいたっては女満別発が29・30日ともいっぱいで、31夕まで空席無し。旭川・札幌も同様で、15年目にしてこんなことは初めて。春の旅行を自粛した方、節電の東京を脱出する人、東北で大会や合宿の場所が取れなかったスポーツ関係の皆様が集中した結果のようです。
 2日間足止めかな……とあきらめかけたら、札幌から団体枠の空席を使えば29日中に帰京出来るとのこと。久しぶりに特急オホーツクにごとごと4時間、車窓からのぞむ原野や道中食べた遠軽名物かにめしなどで、結果的にゆったり楽しい旅行になりました。
 今回伺う世田谷の中央図書館など、おかげさまで本に囲まれての図書館寄席、少しずつ拡がっています。全国色んな図書館を見てきましたが、外観の美しさ、蔵書とスタッフの充実、地元の方に愛されていることNo.1は私の中ではやはり留辺蘂図書館でしょう。あの素敵な図書館のある町へ、またいつか里帰りできますように……。
扇治
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by irifunetei_senji | 2011-09-30 00:00 | 入船亭扇治通信