入船亭扇治通信(第89回)   

2012年 01月 31日
 皆様、新年おめでとうございます。天翔る竜になれるよう精進しますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 昨年末から乗船したにっぽん丸でグアム・サイパンを往復しつつ、正月を迎えました。1年の滑り出し上々、前途洋々と行きたいものです。船旅のご報告は、また後日。
 師走のしゃべり納めは、池袋での「第43回 平治・扇治二人会」。自分の会が2回続けて不入りだったので心配でしたが、ふたを開けてみたら100人を超す盛況。あらためて平治師匠の人気と実力を感じました。あやかれるよう、私も頑張ります。
 その時トリで「文七元結」を演じたのですが、途中吾妻橋の件で冷や汗をかきました。長兵衛が文七に財布をたたきつける場面で、あんまり勢いよくやったので手拭いが高座をツーッと滑って遙か彼方へ。何とか手を伸ばして取ることはできたのですが、明らかに座布団から身を乗り出してますから、お客様にはバレてしまいました。以前、「堀の内」を鈴本でやった時も、お賽銭をあげる仕草で財布に見立てた手拭いを放ったらそのままスポーンとエレベーターマイクの穴の中へ。彦六師匠のように、予備の手拭いを懐に入れとかなきゃいけないなと思いました。備えあれば憂い無し、皆様もお気をつけ下さい。
扇治
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by irifunetei_senji | 2012-01-31 00:00 | 入船亭扇治通信