入船亭扇治通信(第17回)   

2006年 01月 31日
 新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、お元気で良い正月をお迎えのことと存じます。
 早いもので、今年で私も芸歴20年なのだそうです。協会の事務員さんから言われるまで気がつきませんでした。定年のないこの世界のこと、20年なんてまだ駈け出しですが、とりあえずの節目、成人の日にもからめて6日の黒門亭では『二十年目の前座』という新作をネタ下ろし致します。どういうものになりますか……例によって演じる当人も先の見えない噺、お時間ございましたらおつきあい下さい。
 昨年8月には末広亭で三遊亭円丈師匠の主任興行に入れて頂き、また暮れの新作台本発表会でも円丈師には丁寧に御指導・アドヴァイスを頂戴し、本当に勉強になりました。今の落語会にあって、勢いのいい大きな流れの一つが、円丈師匠を筆頭とする新作の方たちです。
 新作派の皆様の元気を刺激に、及ばずながらも扇治なりの新しい噺を創っていきたいと思っております。もちろん、古典の分野での精進も忘れず続けて参りますので、昨年に変わらぬ御ひいきお引き立てのほど、お願い申し上げます。

扇治
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by irifunetei_senji | 2006-01-31 00:00 | 入船亭扇治通信