入船亭扇治通信(第25回)   

2006年 09月 30日
 本当に不順で、しのぎづらい夏でした。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 プライヴェートでは子供を連れてポケモンスタンプラリーに参加したり、芋を洗うが如き混雑の箱根小涌園へ家族で乗り込んだり、どっと疲れる夏でしたが、仕事の方でも充実した日々を送らせていただきました。

 8月20日から4日間の北海道ツアー。毎年呼んでくださる留辺蘂図書館まつり、今年は節目の10年目ということで、公演翌日に焼き肉パーティを開いて下さいました。休館日の図書館の中庭、暮れなずむ晩夏の空を眺め、時折通る特急オホーツク号に手を振りながらいただくビールと焼き肉のおいしかったこと!帰りにはほとんど意識がありませんでした。
 22日訓子府公演も終了後、盛大な打ち上げをありがとうございます。楽しいお話を聞かせてくれた佐藤社会教育課長、帰りには留辺蘂の宿まで送って下さった課長補佐の武田さん、会場撤収をひとりですませてかけつけてくれた佐藤さん、「最後にみんなでもう1杯ずつ」と絶妙のタイミングでおかわりをすすめて下さった高橋さん。皆様のおかげで、久しぶりに生ビールのジョッキをこころゆくまで堪能しました。家では発泡酒・第3の雑酒ばかりですから……。

 ツアーの最後は昨年に引き続いて置戸の生涯学習情報センターで。利用者の方に本の内容をアピールするため、書架の上段には表紙を向けて並べる“顔見せ方式”、スタッフ皆様のセンスを感じる配架で、開演前のひととき、のんびりと館内で本を読ませていただきました。そのサービスを含めての評価ということで、この度の建築賞の受賞、まことにおめでとうございます。
 やはり打ち上げは昨年同様おひらき後の事務室で。翌日から夏休みなのに時間をさいて下さった前田館長、相変わらずお酒が強い鶴江次長、呑兵衛の噺家のお相手恐れ入ります。司書の長田さん、おいしいとうもろこしごちそうさまです。無事東京に空輸し、子供たちが大喜びでした。そして、担当の森田さん。24日早朝から、お忙しい中空港まで送っていただきありがとうございます。車中うかがった図書館行政に関するお話、大変参考になりました。私もこれからは旅先で立ち寄った図書館、ただ漫然と見てまわるだけでなく、ちゃんと記録をとるよう心がけます。いつかは『噺家図書館紀行』なんて本が出せるのを夢見て……。
 というわけで、夏の想い出いっぱいの北海道。近いうちに家族でうかがいたいなと、ぜいたくなことも考えております。多勢の方々のご厚意に支えられてのこの商売、秋からもよろしくお願い申し上げます。

扇治拝
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by irifunetei_senji | 2006-09-30 00:00 | 入船亭扇治通信