入船亭扇治通信(第28回)   

2006年 12月 31日
 早いもので今年もあとわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 先月は2度に渡って金沢へお邪魔し、楽しい時を満喫してまいりました。ひょんなご縁から伺うことのふえた石川県、今回も本当に色んな方にお世話になり、とてもおひとりずつお名前が出せないほどです。手弁当で企画・運営してくださるお世話人様、貴重な営業時間をさいて会を催していただくお店の方々。新しいお知り合いもできて、昼夜みっちりと、勉強することができました。あつく御礼申し上げます。
 この商売はやはり人脈が財産。人にかわいがられないと(もうかわいいという歳でもありませんが)いけないなとあらためて思う今日この頃です。
 そんな私が噺家になるきっかけを下さった末廣亭、昨年に続き今年もお席亭のご厚意で、師走上席夜の部のトリを務めさせていただきます。前日までの池袋演芸場でやりましたのとは極力、違うネタをかけますので、ぜひ重ねてお運び下さい。ポイントカードをご持参頂くと、割引・プレゼントがございます。
 そして、やはり素敵なご縁をいただいている留辺蘂図書館。置戸町情報センターから、また一つ輪が広がって高知は大方町の図書館へうかがいます。勉強嫌いで怠け者の私がたったひとつ学生時代に取った資格が「司書」。本に囲まれた“図書館寄席”を全国で、というのが私の夢・ライフワークです。図書館は多くの方が新しい知識を求めて集まってくるところ。必ずブラウジングルーム、おはなしの部屋といったスペースがありますから、落語にはピッタリなんです。もしこの記事をご覧になって、本好きな噺家を呼んで何かやらせてやってもいいなという図書館関係の方、お気軽に当ブログまでお声おかけ下さい。日程が空いていれば(たいがい空いてますが)すぐ伺いますので……。
 何にしましても年の瀬、お体にお気を付けて、良い年をお迎え下さい。

扇治拝
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by irifunetei_senji | 2006-12-31 00:00 | 入船亭扇治通信