入船亭扇治通信(第40回)   

2007年 12月 31日
 いつまでも暖かいと言っているうちにはや師走、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 11月11~19日、学校公園で鹿児島を回ってきました。小・中学校を午前、午後公演で11ヶ所、久びさのまとまった旅です。嬉しかったのはどの学校も先生・生徒さんが気持ちよく迎えて下さったこと。私共が到着すると「ご苦労さまです!」「楽しみにしてます!」、帰る時は「いやあ良かった!」「とっても面白かった、また来て下さい!」……。心の洗われる思いでした。
 相変わらずの落語ブームに加え、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」も始まり、ますます注目度が高まっている落語界。こういう時だからこそ発信者である噺家がしっかり稽古して、本物の芸を色んな人に聴いてもらわなくちゃいけないなと思います。その一環としての鹿児島ツアー、こちらが本当に勉強になりました。
 その公演中、17・18日は土・日で学校はお休み、私も本来は宿で待機だったのですが、遊んでるのも何だからとお願いしたら何と!両日熊本のお世話人の方が会を作って下さいました。17日はとても素朴な山合いのお寺での落語会、18日大学の先輩主催の会には、やはり卒業生の元総理夫人・細川佳代子様もかけつけて下さいました。
 たくさんの方に支えられて過ごして参りましたこの1年、末廣亭夜席で喋り納めです。ぎりぎり年末まで高座がある、噺家としてこんな幸せなことはありません。千穐楽までしっかり務めて、来年に備えたいものです。
 年内のごひいき、まことにありがとうございます。皆様良い年をお迎え下さい。
扇治
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by irifunetei_senji | 2007-12-31 00:00 | 入船亭扇治通信 | Comments(0)