入船亭扇治通信(第43回)   

2008年 03月 31日
 先月下旬の春一番は、大変な強風でした。皆様大丈夫でしたでしょうか。私は一昨年、風のためほくほく線が直江津で立ち往生した“悪夢の北陸ツアー復路・行きはよいよい帰りは怖い”体験から、大風、強風情報には敏感になっています。なにしろあの時は、動かない列車内でイライラしたあげく急遽直江津駅前での宿探し・切符の払い戻しを巡る直江津から高円寺まで、多勢の人を巻き込んでのトラブル・愚妻への言い訳等……。本当にくたびれました。
 自然の力の前では、人間の文明なんてちっぽけなものだな、と実感。また、いつ何があるかわからないので、先方さんに迷惑がかかるようなタイトなスケジュールは避けるべきだなとも思います。幸い秒刻みで動かなければいけないほど忙しい身体ではありませんから、のんびりと余裕をもって、旅の風情を楽しんだり稽古をしつつ、仕事に向かうつもりです。
 のんびりと言っても決して怠けてるわけではありませんのでご安心を。喬太郎師がトリの国立3月上席、36回を数える平治師との二人会、下席池袋では新作の興行に加えていただき、バラエティに富んだ高座をご披露できると思います。
 まだまだ肌寒い日はあるかと存じますが、弥生町在住の扇治がお届けする弥生の笑い、どうぞおつきあい下さい。
扇治
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by irifunetei_senji | 2008-03-31 00:00 | 入船亭扇治通信